INTERVIEW VOL.5新しい事・物に挑戦する気概と
利用者目線に立ったファシリティ管理

北海道札幌市・H-IX データセンター > インタビュー > VOL.5

これまでのキャリアについて教えてください。

前職はシステム開発会社でUNIX系ソフトウェアの開発や保守業務に従事し、カスタマエンジニアのような仕事をしていました。
2001年のH-IXデータセンター開業の際に、これまでの経験を買われたのか当センターに出向し、その後、当センターに転職しました。

転職後9年間は、Webサーバ、メールサーバ、DNSサーバ、ファイアウォールの設定やその保守監視を担当し、2014年から現在の業務に従事しています。


内装改修後のロビー

現在の担当業務について教えてください。

当センターの施設管理および監視室業務の統括をしています。施設管理では最近ですと当センターの内装改修や非常用発電機関連設備の増強工事を実施しました。メーカーや専門の方から提案や意見をいただき、当センターにとって最適な設備・工事方法を選定することを心掛けています。

監視室では、データセンター来訪者の入退室管理をはじめ、お客さまからの問合せ・機器設定変更依頼の受付、サーバ・ストレージ・ネットワーク機器といったIT機器の監視・障害時の一次対応をしています。これら監視室業務の管理はもちろんのこと、監視室の責任者としてお客さまからのご要望にお応えすべく日々取り組んでいます。


アクリル板・除菌シートを設置したリフレッシュルーム

仕事上での発見について教えてください。

データセンターの施設管理業務は、ハウジングラックや電気設備・空調設備の維持管理といったサーバやネットワーク機器の稼働環境に関わることから、リフレッシュルーム・トイレの美観維持や冬季の除雪といったお客さまの利用環境に関わることまで、多岐に渡ります。データセンターの施設管理は、電源や空調といったIT機器やシステムに関係する施設だけでなく、建物全体を通した品質管理や当センターを利用いただくお客さまの目線に立って品質向上に取り組んでいく必要があると、施設管理を担当して改めて認識しました。


増設した燃料タンク

仕事で意識していることや、やりがいについて教えてください。

停電があった場合でも当センター内の電力供給が止まらないよう設備やシステムを構築しているのですが、いざ有事の際にこれら設備やシステムを正しく動作させるには日常の保守・点検や定期的な動作試験・訓練が不可欠であり、あらゆるケースを想定して対策を講じることを意識しています。

やりがいとしては、設備工事が多く、工事前後の変化が目に見えてわかるので、データセンターそのものを維持管理していると実感できることです。

事務棟全体の内装改修や、非常用発電機の連続運転時間延長のために実施した燃料タンクの増設や冷却水供給用の井戸掘削など、どの工事についても苦労はありますがとてもやりがいを感じます。


井戸掘削の様子

今後の目標について教えてください。

お客さまへの快適な環境の提供と当センターの設備の効率的な運用のため、お客さまのご要望と各設備の劣化状況を見極め、最適なタイミングで最善の対応ができるよう、引き続き邁進してまいります。

最後に、データセンターのセールスポイントを教えてください。

万全のファシリティとセキュリティはもちろんのことですが、巨大で無機質なデータセンターと違って細かいところに手が届くところや、メニューにはないカスタマイズの相談にも親身にお応えするところ。

更には、お客さまのご要望を何とかして実現しようとする気概や柔軟性が当センターのメンバーにあるところ。
これらが当センターのセールスポイントだと思います。

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