CASE STUDY DR(災害対策)サイト運用
北海道札幌市・H-IX データセンター > コラム・事例 > 事例 災害対策サイト運用
首都圏の災害時に備えた事業継続のためのバックアップサイトの構築、運用を受託した事例です。
全国の営業活動のために、首都圏災害時も社内システムを停止できないとのことで、災害時の事業継続のためのバックアップサイトを構築し、災害時のオペレーションから日常のメンテナンスまでの運用をH-IXで受託いたしました。
C社の場合

・業務システムを東京本社で運用。
・全国支店の営業活動のために、首都圏災害時も停止できない。
・DR/BCのためにバックアップサイトを構築したい。
「日常のメンテナンスはどうする…?」
「災害時の起動や切り替えの人員はどうする…?」
災害時オぺレーションから日常メンテナンスまでH-IXが受託
C社の業務システムのバックアップサイトをH-IXに構築。
VPN網経由で本社とH-IXのデータを常に同期させる。
首都圏災害時には、H-IXデータセンター技術員が召集され、バックアップシステムの起動、データリストアを実施。
最終的に本番・バックアップの切り替え作業まで行う。
平時には、月1回の災害対応訓練を実施。いざというときの体制を整える。
自社リソースを使うことなく、災害時体制を構築。

平時オペレーション
-DNS運用代行
-地震速報システムによる情報収集
-札幌から東京サイトを常時監視
-月次:災害時の連絡訓練
-年次:切り替え訓練、手順書改定

非常時オペレーション
-状況収集、障害時連絡開始
東京サイトの監視結果がNGなど一定条件を満たす場合は、顧客の命令がなくても以下を実施
-オペレータ召集
-バックアップ系システムの起動
-バックアップ系システムのデータリストア
(以下は命令により実施)
-メイン系(東京)とバックアップ系(札幌)を最終切り替え